マイナビ婚活、DMM恋活、キュンミー…サービス終了アプリのなぜ

サービス終了アプリ

日本における恋活アプリ・マッチングアプリ利用者は増加の一途をたどっています。

マッチングアプリの市場規模は右肩上がりの成長が予測されており、今後ネット恋愛はさらにメジャーな出会いの形として進化していくことでしょう。

しかし、Pairsやwithなど人気サイトが会員を増やしていく陰で、ひっそりとサービスを終了した恋活アプリや婚活サイトが存在していることはご存知でしたか?

無関係のアプリであれば「へー」で済む話ですが、有料会員として登録していればそうはいきません。

適当にサイトを選んで登録した結果すぐにサービス終了などということになれば、お金をドブに捨てたようなものです。

そんなことにならないよう、サービス終了した恋活アプリの例を見て「登録してはいけないアプリ」の特徴を学んでおきましょう。

マスター

マッチングアプリ市場の伸びを見て、ここ5年ほどは多くの企業が参入を試みました。

しかし生き残ったサービスはほんのわずか、競争が厳しい業界なのです。

ジュン

最近マッチングアプリを始めた僕は知らなかったけど、大手企業がたくさん失敗しているんですね。

資金力豊富で集客能力高そうなのに、なんで失敗したのか気になります!

サービス終了した恋活アプリの特徴

記事執筆に当たって調査した結果、意外にも近年サービスを終了した恋活アプリには大手企業運営のものが多くみられました。

  • マイナビ
  • DMM.com
  • サイバーエージェント子会社
  • GEO
  • enish

上記のような大手企業や上場企業が運営していても、サービス終了してしまう例も珍しくないということです。

では、なぜそれらの恋活アプリはサービスを終了してしまったのか、具体的に見ていきましょう。

ジュン

本当にそうそうたる大企業ですねえ。

むしろ現在人気の恋活アプリ運営企業よりも、大規模な会社が多い気がします。

マイナビ婚活

マイナビ婚活
運営会社 株式会社マイナビ
サービス提供開始 2015年9月末
サービス終了 2016年10月末
サービス特徴
  • Facebook連動
  • 公的証明書による厳重な審査
  • 参加できるのは社会人として働いている人のみ
  • リアルな婚活パーティとの連動
  • 男女ともに有料
  • 料金は一人とのやり取りにつき600円
  • 月額2500円でメールし放題プランあり

マイナビ婚活サービス終了の原因

マイナビ婚活はサービス開始から約1年という速さでサービス終了となりました。

当時のレビューを見ると本人確認が徹底されておりサクラはいない、料金も安いと評判は上々だった模様。ではなぜサービス終了となってしまったのでしょうか?

考えられる一番の理由は「後発サービスなのに特徴がなかった」という点に尽きます。

料金体系が人数単位という珍しさはあったものの、それだけでは登録する動機には弱いですよね。

登録するかどうかの判断は「出会えるかどうか」ですから、その点で特徴がなく、会員数が少ないPairs状態になってしまったのが敗因でしょう。

サービス提供時のレビューを見ると、東京ですら数十人のログインしかない状況だったようです。(福岡でログインしたら8人しかいなかったというレビュー記事もありました。。。)

マスター

会員数が伸びなければ新規会員も増えないため、先行投資が必要な婚活サービス。

会社の方針でしょうが、1年での終了というのは少し早すぎた気もしますね。

ジュン

withも最初は広告費を回収出来ていない時期がありましたもんね。

数年間の先行投資は仕方ない気がしますが、確かに1年はちょっと早すぎますよね。

DMM恋活

dmm恋活
運営会社 株式会社DMM.com
サービス提供開始 2014年2月
サービス終了 2016年3月末
サービス特徴
  • FacebookもしくはDMMアカウント連動
  • 公的証明書による厳重な審査
  • 男性有料・女性無料
  • 料金は月額2,480円

DMM恋活サービス終了の原因

運営開始から半年で会員数10万人を突破、最盛期には約40万人の会員数を誇るなど急成長を遂げていました。

しかしサービス開始から約1年後の2015年3月に新規会員獲得の窓口を縮小する方針を発表。それから1年後の2016年3月にサービス終了となりました。

運営会社のDMM.comは恋活アプリ運営の中でもかなりの資金力を持った会社だと思いますし、出だしが順調だったことからも短期間でのサービス終了の理由が気になるところです。

結論から言うとはっきりとした理由はわかりませんが、次の理由が考えられます。

  • 当時すでに一強状態だったペアーズとの差別化失敗
  • 男性会員過多によるアクティブユーザーの減少
  • 莫大な広告費を回収できなくなった

2014年のリリースの他のアプリには、サイバーエージェント子会社運営のタップル誕生などがあります。

タップル誕生が生き残ってDMM恋活が終了したその差は「ペアーズとの差別化」にあるでしょう。

タップル誕生はシステムそのものが全く別物と言えるため一定のファンを獲得できましたが、DMM恋活はアプリの特徴がほぼペアーズと同じ。

違いは「DMMアカウントでログインできる」点と「1ヶ月プランの料金が500円ほど安い」点のみでした。

DMMアカウントを元々持っているのは(恐らく)男性の方が圧倒的に多いでしょうし、女性無料なのはペアーズも同じ。

これでは女性会員にとってはDMM恋活に登録するメリットはありませんよね。

当時から問題視されていた「男女比の偏り」が解消せず、男性も競争率の高さから次第に離脱していったのでしょう。

マスター

累計会員数の伸びは十分なレベルでしたが、女性会員が少ないのは恋活アプリでは致命的です。

成功の鍵は女性会員をいかに取り込むかってことですね。

ジュン

DMM=アダルトなイメージもあるし、女性は登録しづらかったんでしょうかねえ?

でも、そもそも後発なのに機能面で工夫がないんじゃ登録する動機がないですもんね。

Qunme

Qunme
運営会社 株式会社アプリボットライフスタイル
サービス提供開始 2016年9月
サービス終了 2017年10月
サービス特徴
  • Facebook連動だが、本人確認は緩め
  • 公的証明書による厳重な審査
  • 人工知能を使った好みの顔の異性とのマッチング
  • 友人とペアで恋活
  • 5分間だけチャットができる
  • 男性有料・女性無料
  • 料金は月額3,400円

Qunmeサービス終了の原因

Qunmeの運営企業である株式会社アプリボットライフスタイルはサイバーエージェントの子会社です。

ここで気になるのは、サイバーエージェントグループはすでに複数の恋活アプリを運営しているという点です。

Qunmeは「タップル誕生」「CROSS ME」といった既に一定の会員を獲得しているアプリの後発としてリリースされました。(その後「mimi」「トルテ」もリリースし、最大5本のマッチングアプリを抱えていました。)

前2作が成功したために3本目のヒットを狙っていったのでしょうが、なぜかQunmeは失敗に終わり、1年ほどでサービス終了。

アプリのシステム自体はタップル誕生と似たところがありますが、Qunmeの方が「AIによる好みの異性とのマッチング」や「友人とペア同士でのマッチング」等独自の機能があり、流行ってもおかしくない完成度の高いアプリだったと思います。

にもかかわらず失敗に終わった原因を考察します。

  • 2016年サービス開始の後発組は厳しい
  • 「AIマッチング」から方向転換する等、定まらない方針
  • 会員数が少ないのに料金が高い
  • サイバーエージェントグループの他アプリとの比較

Qunmeはコンセプト自体は面白かったものの会員数の伸び悩みから試行錯誤、最終的にはあまり特徴がないよくあるアプリになってしまったようです。

会員数を集めるためには莫大な広告費が必要ですが、既に成功しているアプリが多数ある中で抜け出すのは容易ではないということでしょう。withは後発組では唯一の成功例で、こちらの方が異例と言えます。

それに複数のマッチングアプリを抱えるサイバーエージェントグループですから、社運をかけて運営するといった意気込みがなかったのではないでしょうか。もちろん運営の子会社は必死だったと思いますが、後発であればより多くの広告費を投入する必要がありますし、タップル誕生のようなスムーズな成功を考えていた親会社には認められなかったのかもしれません。

Qunmeもプロモーションには力を入れていたんですがね、、、やはり後発は厳しい。

マスター

ソナーポケットの曲をイメージソングに起用したり、ムービーを作成したりと決して宣伝活動が足りない訳ではなかったと思います。

タップルとの一番大きな差は、単純ですがリリース時期ではないでしょうか。

2年の差はやはり大きいです。

ジュン

確かにタップルとキュンミー、リリースの順番が逆だったら、失敗していたのはタップルだったかもしれませんね。

1年での撤退は早い気もしますが、莫大な広告費をかけても伸びなかったので会社内で見限らざるを得なかったんでしょう。

メグリー

メグリー
運営会社 株式会社ゲオネットワークス
サービス提供開始 2016年5月
サービス終了 2018年1月17日
サービス特徴
  • Facebook連動型
  • 身分証による審査あり
  • 人工知能を使った好みの顔の異性とのマッチング
  • 男性有料・女性無料
  • 料金は月額3,500円

メグリーサービス終了の原因

「メグリー」はレンタルDVDショップのGEOのグループ会社が運営していた恋活アプリです。

実はこのメグリー、2017年1月以前はkarekanoという名前で運営されていました。ユーザーが集まらなかったため名称変更&システムのブラッシュアップで再起をかけたわけです。

AIによりユーザーの好みの異性を学習、使えば使うほど表示される異性がユーザーの好みに近づいていくという画期的なサービスを引っ提げて再始動。(Qunmeと被りますが)

最大50万人の会員数を誇り、それなりに集客には成功していたようです。

ではなぜサービス終了してしまったのでしょうか?

最大の原因は、AIによるマッチングを売りにしていながら、そのメリットが分かりづらかった点でしょう。当時のレビューからも「AIマッチングどこよ?」のような意見が見られました。

そもそもアクティブユーザー数が少ないのでAIによるマッチングなどという状況ではなかったようです。

また、月額料金の他に1人にいいねを送るために100円の課金が必要という高額な料金設定。

ペアーズとほぼ同じシステムですが、メグリーは無料で付与されるポイントが少なく、この点もかなり不評だったようです。

マスター

いつも思うんですが、会員数が少ないうちは赤字覚悟で無料キャンペーンとかやるべきですよね。

最初の2~3年は利益が出なくても仕方ないくらいの運営方針でなければ、後発組は厳しいと思います。

ジュン

確かにこの料金システムは今聞いてもちょっと高いですね。

withも後発で似たような料金システムだけど、最初はかなり月額を安くしてたし、無料いいねを貰える機会が多いですからね。

metune

metune
運営会社 株式会社enish
サービス提供開始 2017年4月
サービス終了 2018年3月末
サービス特徴
  • Facebook連動型
  • 身分証による審査あり
  • イヴルルド遙華監修による占いで距離を縮めるサポート
  • 男性有料・女性無料
  • 料金は月額2,800円

metuneサービス終了の原因

「metune」は、東証一部上場の株式会社enishが運営していた婚活アプリです。

このmetune最大の特徴は、meet(出会い)×fortune(占い)という占いの要素を取り入れた点です。サービスの詳細を公式サイトから引用します。

(1)パターンの分類による基本性格を診断

生年月日からあなたの基本性格を90パターンに分類し診断、本当の自分を知ることができます。

(2)業界初!相手との相性度やおすすめの関係性がわかる

運命占いをベースにおすすめの関係性を提案!気にあるお相手との距離がグッと縮まります。

(3)マッチング後のスムーズなメッセージ交換をサポート

お相手の基本性格占いに基づき、会話をサポートするおすすめのスポット、フード、アイテムなどのトピックを提供します。

コンセプトだけを見るとメンタリストDaiGoの心理テストによるマッチングが人気のwithと近いものを感じます。

運営企業がともに上場企業で、元々がスマホゲーム開発会社である点も被りますね。

ではなぜmetuneは失敗に終わったのでしょうか?サービス開始からわずか11ヶ月での終了はいくらなんでも早すぎます。しかも2017年7月まではほぼメンテナンス状態が続いており、実質8ヶ月ほどでのサービス終了です。

まず考えられる点は、サービス開始直後の躓きでしょう。せっかくインストールしたのにメンテナンスじゃ会員は定着しません。

それとwithと比較すると広告費を抑えていたという点も考えられます。後発組が会員を獲得するには、莫大な広告費をかけなければ難しいでしょう。

それともう一つ…メンタリストDaiGoとイヴルルド遙華さんの知名度の差でしょうか。

「メンタリストDaiGo監修!」ならどれどれ?と興味を持つ人は多いでしょうが、「イヴルルド遙華監修!」と言われてもほとんどの方は「???」じゃないでしょうか。(その道では有名な方なんでしょうか?調べたけどよくわかりませんでした…)

占い×マッチングは女性ウケが良さそうですし、もう少し何とかなったんじゃ…という気はします。

マスター

このアプリは・・・私も使う間もなく終了してしまったので詳しいことはわかりません。

コンセプトはいいと思うんですが、システム面で不備があったのが痛いですね。

ジュン

イヴルルドさん・・・

どんな恋活アプリを選べばいいのか

サービス終了した5つのアプリを見てきましたが、どれも大手企業の運営なうえ、特徴も打ち出していたにも関わらず失敗に終わっています。

したがって私たちが選択すべき恋活アプリは、とにかく「今現在人気のアプリ!」単純ですがこれに尽きます。

どんどん新しいアプリが出てきて業界が活性化するのは私たちにとって良いことですし、新規アプリにも目を向ける必要はあります。

しかしお金を払って出会えないんじゃ損するだけです。

後発組の中からもwithのように抜け出してくるアプリは必ずあります。その条件は「無料である女性会員の確保」でしょう。

普通は男性有料・女性無料ですから男性にとって会員数が少ない新規アプリにお金を使うのはリスクしかありません。しかし女性は無料ですから、そのリスクはありませんよね。

あのアプリは女性比率が高くて競争率低い!出会えるぞ!という評判が立つようになれば、そのアプリは人気アプリへと成長していくのではないでしょうか。

マスター

個人的にはどんどん新しいアプリを試していきたいですが、万人におすすめできるのはやはり安定の人気アプリになってしまいます。

会員が定着しているサービスなら突然終了することは考えづらいですからね。

ジュン

恋活アプリ運営会社が上場している場合も多いので、どの程度の収支で運営しているのか目に見えるのはうれしいですね。

withの収益化に成功する過程も、運営会社イグニスの決算資料から読み解くことができます。

おすすめ!恋活アプリランキングTOP3

ランキングの基準は「出会いやすさ」と「コスパの良さ」の2軸で決定しています。なお、婚活サイト・出会い系サイトはこのランキングの対象外です。

TOP3のアプリはどれも特徴があるため、以下で紹介する特徴を参考にあなたに合ったアプリを使うようにしましょう!

1位with

with

2016年サービス開始の後発組ながら急成長!心理テストや趣味趣向で相性のいい異性が一目でわかり、女性からアプローチしやすい!

  • ライトな出会い、恋活、婚活
  • 10代後半~40代
  • 男性:月2,600円(3ヶ月プラン)
    女性:完全無料
  • メンタリストDaiGo監修。心理テスト企画や豊富な趣味コミュニティでマッチングしやすいよう多くの工夫がなされている。

恋活アプリwithの評判や口コミはなぜ異常に高評価なのか?

2018.02.19

2位Pairs

Pairs

累計会員数7000万人超、日本最大の恋活アプリ。コミュニティが豊富で確実に趣味が近い異性と出会える。年齢層も幅広く、40代以上も多い。

  • ライトな出会い、恋活、婚活
  • 10代後半~40代
  • 男性:月2,280円(3ヶ月プラン)
    女性:完全無料
  • 会員数の多さが一番の強み。地方在住の人でも問題なく相手をさがすことができる。

ペアーズの評判と口コミは信じるな!男女で1ヶ月ガチ利用した結果

2018.02.17

3位タップル誕生

タップル誕生

2014年サービス開始、サイバーエージェントグループ運営。共通の趣味から空き時間にササっと出会いを探せる

  • ライトな出会い、恋活
  • 10代後半~30代
  • 男性:月3,300円(3ヶ月プラン)
    女性:完全無料
  • 女性は本当に出会いやすい。男性はチャンスタイムの活用が成功のカギ。当日のデート相手を探せる新機能に注目

タップル誕生の評判を信じるのは危険!登録してからじゃ遅いぞ!

2018.03.26